首の椎間板ヘルニアの元気くん

首の椎間板ヘルニアの元気くん      

半月前ほどから、抱っこしたら痛そうにすることがある等、予兆はあったのに、なにか少し体調が芳しくなくても「年だから」と考えてしまい、深く考えなかったのが悪かった…。

ある晩、いつも通り、就寝するために私たちとお布団に入ったときに「ぎゃん!」と泣いたかと思うと、それを境に、何をしても、何もしなくても、痛みばかりのかわいそうな毎日になってしまいました。

かかりつけの動物病院(ものすごく丁寧に、診察・説明をしてくださる病院です)では、「大きな病院でMRIを撮ってみないとわからないけれど、おそらく首のヘルニアでしょう」「腰よりも首は厄介で、手術も非常にむずかしいもの」「とりあえず1週間ステロイド使いつつ、様子を見ましょう」となったものの…はじめは右前足の麻痺だけだったのが、みるみる下半身の麻痺にも広がり、数日で歩き方が分からなくなったようでした。

綺麗好きな子が、どうしても起きれなくて、寝床でトイレをしてしまう。

お通じが3日間以上ない。

何もしなくても、痛くて泣き叫ぶ。

もともとやせっぽちなのに、どんどん痩せていく。

元気くんの場合は、内服薬は、進行を緩やかにしてくれたとは思うけれど、食い止めることはできなかった。

手術のリスクへの恐怖、高額な手術費用捻出のハードル、常に痛みに襲われている元気くんのつらさ…何をさておき、痛みを和らげてやりたい一心で、西洋医学以外の方法を模索し、ネットでシェモアさんのホームページに行き当たりました。

とてもやさしそうな原先生の写真から誠実さを感じ、すぐその場で電話をしてみたところ、その声からは、優しさだけではなく、芯の強さが伝わってきて、不安と良心の呵責でつぶれそうな私のことも救っていただけたと感じました。

早速には日程が合わなかったので、1回目は即日 遠隔治療をしていただきました。

「遠隔治療ってなに?」と不思議でしたが、翌日、最悪の状態から少し快復の兆しが見え、よたよたですが、歩くことができるようになりました。

その後、実際にお会いしての治療を計3回受けました。

毎回、お部屋に通されると、不思議なことに、元気くんがすごく活発に歩き回るのです。

他の子たちも、同様なんだそうです。

こちらの治療は、「病巣をとる」とかではなく、「身体のゆがみを正して、自己治癒力にて快復を目指す」というものだそう。

驚いたのが、犬の治療の前に飼い主夫婦の身体を整える必要があるとのことで、その場で診察・施術いただきました。主人は首の痛み、私は深呼吸ができないことを気にしていたのですが、それもその場で解消。こればかりは、体験してみないと理解できないと思います。

それから、やっと元気くんの診察・施術。

先生~飼い主~患者犬をつないでの施術で、元気くんはとても気持ちよさそう。

 

それからの快復ぶりは目覚ましく、初めの遠隔治療から1か月半が経過した今、麻痺がとれて、幼い時からの薄毛が嘘のようにふさふさになり、体重も増加。走る、飛び跳ねる、ソファに飛び乗る(ヒヤッとします)等、今まで見たことがない位元気な元気くんになりました。また、性格も朗らか、甘えん坊になりました。

振り返ってみると、動物病院で処方していただいたお薬で痛みを和らげている間に、シェモアさんでの治療で自分の身体に眠っている治癒力を起こしていただき、快復したものと思います。西洋医学と東洋医学が、理想の形で治療に関わってくださったケースと感じております。

過去、実母が大きな病をしたときに、西洋医学の先生が東洋医学のことを良く思わず、双方の治療を受けていると伝えてしまい、主治医と患者のコミュニケーションがうまくいかなくなった苦い経験から、動物病院の先生にはシェモアさんのことが伝えられないでいます。

できれば、二つの医学が当たり前に共存し、なるべく患者への負担が少ない治療を施していただける社会になればいいな。また、私たちと同様に、今まさに愛犬等の小さな家族のことで心を痛めていおられる方々に、少しでも多くの方にこの体験談が伝わり、救われるきっかけとなれば幸いです。

松尾謙二 由美子

 

<経過記録>

■名前:元気くん

 種類:ワイヤーミニチュアダックスフンド

 性別:男の子

 年齢:12歳くらい

 

■2019/10/中旬

「おかえり」「ごはん」の鳴き声の質が変わった

抱っこすると、痛そうに鳴く事が増えた

爪が伸びて痛いのかと思い、爪を切ってみたが、変わらなかった

年老いてきたので、老化で仕方ないのかとも思った

 

■2019/11/02

 寝る前のおしっこは、ちゃんと片足を上げてすませた

寝るためにベッドに入ったら「ぎゃん!」と大きな声で鳴いて、

それからは触れるだけでも大声で鳴き、遠くを見て、ふるえている

ペットヒーターで冷えないようにし、サークルで寝かすようにする

 

■2019/11/5

 既に、右前足の麻痺が出ている

  かかりつけの動物病院にて診察

 レントゲン・血液検査の結果、内臓は問題なし、おそらく首のヘルニアあろうとのこと

 正確には、MRIのある病院での精密検査を行ってみないとわからない

内服薬で経過を見て改善無ければ、手術しかない

手術は非常に高額であり、しかも完治の確率もケースバイケース、危険が伴う

痩せすぎではあるが、手術に耐える体力はあると思われるとのお話あり

レントゲン

血液検査

ステロイド注射

レーザー処置

処方薬:ステロイド・骨格筋弛緩剤

体重3.5kg

レーサー処置のためか、少し楽そう

 

■2019/11/10

  動物病院 再診

 麻痺は改善せず、進行している

 手術を進められる

 MRI検査~手術で、50万円くらい必要になるかも。

 

レーザー処置

処方薬:ステロイド・骨格筋弛緩剤            

体重:3.2㎏ 減少傾向

 

レーザー処置のおかげか、帰宅のクルマの中で首を上げる等、楽そう

 

■2019/11/13

  麻痺が進み、後ろ足も動きが鈍くなってきた

 飼い主帰宅時の、出迎え(吠えたり、寄ってきたり)がなくなった

 痛くて寝ていても鳴く

 トイレは寝床とは別にしたいらしく、何度もこけながらもトイレまで行くが、

 日に一度か二度は、寝床でおしっこをしてしまうことも。

 ウンチ回数が減った。

 排泄困難が続けば、あっという間に弱ってしまい、寿命付きるかも…と感じた。

 

 正直、今すぐに高額な精密検査代・手術代が工面できず

 元気くんへの申し訳なさで心が折れそう

痛みから救ってやりたく、外科手術以外の方法がないか調べる

鍼灸・整体の方法もあるようだが、通える距離になかったり、効果もよくわからない

 

帰宅途中の通勤電車でスマホで探していたら、

原先生の治療院「シェモア」さんのホームページに行き当たった

大阪で、治療に通えそうな距離にある

優しそうな先生の写真、かわいがられて幸せそうなマリンちゃんの写真をみて

信頼して話せそうだと感じ、地元の駅のホームから電話をしてみた

既に夜の8時過ぎだったと思う

 

優しいけれど、迷いのない原先生の声

経緯を話すと、

「大丈夫!改善がみられるまで個体差があるけど、

治療を遅らせるほど改善が困難になるから、なるべく早くに治療したほうがいい」

「今週末は出張で不在なので、今晩遠隔治療しましょう」

「遠隔治療って不思議でしょ?効果を感じたら、翌週末に実際にお越しください」

と言ってくださった

 

夜中12時、遠隔治療の結果をLINEでご報告くださった

 

<原先生コメント>

遅くなりましたが、今遠隔終わりました。

結構歪みが多く、しんどい状態が伝わってきました。

矯正箇所は

左右骨盤、左股関節、右膝、頸椎1番5番、胸椎3番5番、腰椎1番4番、仙椎2番、頭頂骨、

頸椎と尻尾の捻れ、脊柱の捻れ、硬膜の捻れ

 

内臓は

腸、左右の腎臓、自立神経、血流、

 

筋肉は左右の大腰筋を強めています。骨盤を支えている筋肉です。

 

以上です。思った以上に歪みが多いです。

お電話で詳しく説明させていただいてもいいですよ。

 

■2019/11/14

原先生の本をAmazonで入手し、読んでみた

楽健道協会の記事も読んでみた

 

夕方帰宅後(遠隔治療から20時間後くらい)

レーザー処置後のように、少し楽そうにしている

じゅうたん床だけでなく、フローリング床のエリアにも歩きに行って、よたよたと約10m歩いた

 

■2019/11/23

初めて原先生に直接お会いし、診察・治療をしていただいた

お部屋についたとたん、とことこ歩き出し、おしっこもして、すごくリラックスして活発に。

飼い主夫婦の体調診察・治療→元気くんの治療の流れ。

治療中、とても気持ちが良いのか、身体を開いて寝っ転がり、うっとりしていた。

「ステロイドは不要かもよ?」とおっしゃっていただいたが、投薬続行。

 

■2019/11/24

動物病院 再診

内服薬での治療では、目覚ましい効果はなかった。

今週からステロイドを減薬し、ステロイドを断薬後に消炎鎮痛剤で静観する方針。

「悪化は免れない」とのこと。

 

レーザー処置

処方薬:ステロイド(半分に量を減らす)・骨格筋弛緩剤    

体重:3.1㎏ 減少傾向

 

■2019/11/25

ずいぶんしっかりと、しかも早く歩くようになった。

全身ブルブルができるようになった。

 

■2019/11/28

血尿が出た。

動物病院にて尿培養検査をお願いした。

 

■2019/11/29

血尿は止まった。

尿培養検査の結果、細菌が増殖していることが分かった。

「ステロイドで弱ったのかもしれない」とのこと。

今週をもってステロイド投薬終了、

骨格筋弛緩剤の投薬続行、

抗生剤開始。

 

■2019/11/30

原先生 直接治療2回目。(遠隔治療を含めると3回目)

またまた、お部屋についたとたんに、元気に歩き回り、ごきげん。

「筋肉が発達して、しっかりしてきますよ。もう大丈夫だと思うけど、念のため年末にもう一回来る?」とのお話あり、元気になった元気くんを先生にみていただきたくて、診察予約をして帰宅。

 

■2019/12/1

動物病院 再診。

麻痺していた後ろ足の反応が良くなり、先生に「???おおっ!」と驚かれる。

 

レーザー処置

処方薬:12/2に飲ませる、2週間効果持続する消炎鎮痛剤

体重:3.2㎏ 少し増えた

 

■2019/12/2

走り回り、身体をひねって喜び、ソファに乗ろうとするまでに快復!

幼いころからずっと薄毛だったのに、毛がふさふさに!

体重もどんどん増える。

 

■2019/12/7

動物病院 再診

快復ぶりに非常に驚かれた。

12/13~三日間、半身まひの実母(とはいっても、もとブリーダーで犬の扱い得意)に元気くんのお世話を託すことも「大丈夫!入院とか必要ない」とのお墨付きをいただいた

 

処方薬:12/16に飲ませる、一か月効果持続する消炎鎮痛剤

 

■2019/12/16

一か月効果持続する消炎鎮痛剤を投与

 

■2019/12/21

快復ぶりに非常に驚かれ

「全て元通りではないけど、ここまで快復したらもう大丈夫。

 今日はレーザー処置もいらない。

 一か月後に診察来てくれてもいいし、飼い主さんの判断で来なくってもいいよ」とのこと。

 

■2019/12/28

原先生 四回目。

すっかり元気に!

性格が明るく甘えん坊になった。

やっぱり、お部屋につくとおしっこ…。

いつの間にかソファに乗っており、飛び降りたから全員ヒヤッとした。

 

■2020/01/06現在

自宅のソファ、飼い主のベッドに飛び乗るようになり、ひやひや。

走る、飛び跳ねる。

麻痺はほとんどなくなり、元気くん犬生で一番元気で活発。

体重3.7㎏